マカオの壺焼き

内容意味不明。タイトル意味不明。管理人脳内意味不明。 の意味不明三冠王なブログです。
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マカオ
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ココロノ電波

ハローハロー、聞こえますか?遠く離れた宇宙のどこか、そこにいるだろう誰かさん。

申し遅れました、僕は地球という惑星のサルがほんの少しだけ進化した者です。

ハローハロー、僕の放つ電波は、ちゃんと貴方の元へ届いていますか?

この果てない夜空の先の貴方に向けて、僕はココロノ電波を飛ばします。

僕らが得意げに振り回すケータイ電話。

背ぇ比べしてるビルたちの頭の上の電波塔。

それでも貴方の元へ電波を届けるには無理みたいです。

遠く離れた宇宙のどこか、そこにいるだろう貴方。

最初は貴方とメールでやりとりがしたかったんですよ。

でもそれには、とんでもない数の電波塔が要りそうです。

きっとそれは僕が一生かけて指折り数えても足りそうにない数。

だから貴方とメールするのは諦めました。

ホントは最近覚えた絵文字や顔文字なんてのも使ってみたかったんですが、仕方ないですね。

だから僕は、ココロノ電波を使います。

ココロノ電波を飛ばす方法は、ただ祈るだけ。

心の底から貴方のことを想い、ただ、ただ祈るだけ。

昔の人は言いました。

「祈りは必ず伝わる。」

少し昔の人が心の底から叫びました。

「届かない想いなんて無い。」

ほんのちょっと昔の人が歌に合わせて訴えました。

「想いを伝える方法は、強く願うだけでいいのさ。」

だったら、強く祈れば、遠く離れた宇宙のどこかにでも思いは伝わるんじゃないかな。

そう思いまして、今、貴方の元へとココロノ電波を飛ばしています。

あぁ、スイマセン。理屈っぽい話はお嫌いかもしれませんね。

じゃあ僕の身の周りの事をお話します。

僕の住むところ、地球という星は、多分住みやすいところですよ。

僕たちの種族は結構な数がいて、言葉にはしませんが、みんなそこそこ地球に満足してます。

同じ種族でも、いろんな人がいて、またそれぞれがいろんな事をしています。

そして僕たちは、お互いに想い合って生きています。

人に想いを懐くことで、時に喜び、時に悲しみます。

僕たちは、またここでも一人一人違った感情を持ちます。

そうやっていろんな人に、いろんな想いを懐きながら、毎日を過ごしています。

貴方のところは、どうですか?

貴方は誰かを想っていますか?

貴方は誰かに想われていますか?

貴方の隣には誰がいますか?

もし貴方の隣に誰もいないなら、ためしに僕と想い合ってみませんか?

本当は、このことが言いたくて、僕は貴方にココロノ電波を飛ばしました。

実を言うと、僕は少し前に、人と想い合うことがイヤになったことがあります。

僕はイヤになって、否定して、拒絶して、孤独になりました。

それで一人ぼっちになってから、やっと想い合うことの大切さがわかりました。

冷たい部屋に一人きりになって、やっとみんなの暖かさに気づけたんですよ。

今、僕は、こんなにも、狂おしいほど人と想い合いたい。

だから、こんな僕ですが、想い合うことのリハビリに貴方をお誘いしたいんです。

貴方が孤独なら、尚更、僕と想い合ってくれませんか?

方法はもちろん、ココロノ電波。ただただ、相手を想い、祈るだけ。

きっと貴方も想い合うことを気に入ってくれると思います。

・・・あっ、スイマセン、どうやら時間が来たみたいです。

ココロノ電波はいつだって、どこにいたって届くはずです。

いつでもいいです。気が向いたら僕のことを想ってみてください。

もちろんどんな内容だってかまいません。必ず返信しますから。

タイトルだってRe:なんて素っ気ないのじゃなくて、ちゃんと毎回変えます。

いつだって、どこにいたって、必ず返信しますから。

・・・では、ホントに時間みたいなので失礼します。最期まで理屈っぽくてスイマセン。

返信・・・お待ちしています。




彼はゆっくりと歩き出す。その歩みに迷いは、無い。
開かれた重い重い扉をくぐり、その先にある階段を一段一段着実に上っていく。
13段目に足を掛けたところで彼は少し躊躇する。
ほんの一瞬の出来事。彼の見上げた空に一筋の箒星が流れた。
彼は満足したように微笑み、また歩みだす。
動いたのはたった三歩だけ。その最期の一歩は、両足をそろえるためのもの。
しばしの沈黙の後、彼の目線の先の男が宣言する。
「罪人をーーー絞首刑に処す。」
足元の板が開き、彼は重力という不可抗力に全身を曝される。

野太い縄の首輪で吊るされた彼は、もう夜空を見上げることは出来ない。


未だに絞首刑の風習が残っているどこかの国の、いつかの物語。
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